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苛政は虎よりも猛し 柳沢厚労相、全体と部分。 忍者ブログ
苛政(かせい)は虎(とら)よりも猛(たけ)し =苛酷な政治の害は、虎の害よりもひどい。 を中心に評論するブログ。
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厚労相またまた問題発言「労働時間だけが売り物」 撤回へ (産経新聞2007/02/19 13:20)

>柳沢氏の発言は、15日の参院厚生労働委員会で答弁したもの。柳沢氏は事務職の一部を残業代の支払い対象から外すホワイトカラー・エグゼンプションに関連し、「工場労働というか、ベルトコンベヤーの仕事。もう労働時間だけが売り物というようなところでなく働いている方々の現実に着目した労働法制をつくることが課題だ」と述べた。

>19日の衆院予算委で、民主党の川内博史氏が「現場で一生懸命働いている方に失礼だ」と批判し、柳沢氏自らが議事録からの削除を申し出るよう要求。これに対し、柳沢氏は「全体を見れば誤解が生じるとは思わないが、『だけ』という言葉がある人々を傷つけるとの指摘なので、(削除が)可能かどうかを相談したい」と述べた。

一般に「女性は産む機械」という発言で批判された柳沢。
本来は少子化問題の持論の中で女性の努力が必要とされるといったもの。
少子化問題という全体の女性の努力が部分。
発言も必要性も同じ、この関係。
しかし、現実にこの全体を考えれば部分である女性が産む努力では、後に必要となる育児が努力ではどうにもできず、なんら解決しないことを知っていれば、この発言の部分はありえない。
子供を産むことに二人以上が健全であるとした発言においては、二人以上を希望する若者の声を、他人の希望と自分の健全という認識とを混同した誤認。
本来は二人以下であれ以上であれ、柳沢の立場としては健全という抽象論でない福祉政策の提示という具体性を含むことが必要となるが、これには二人以上でないと政策に支障が出るという見解を示したように、少子化という数の問題の前に、人間を産み育てることには数は関係なく困難であり、これを二人以上行うことは一人のときの困難に勝る困難が生じるが、これを理想として希望することは、困難と同じ大きさの大きな福祉を求める声であるが、二人以下では対象にしにくいとすることから、これを理解できていないと思う。
単純作業の労働者にとって時間が武器であることにはある程度の事実性があると思う。
しかし、これは否定形として使用することではない。
単純労働は、必要であるからあるものであって、これは単純労働ではない職業と同じく存在価値があるはずだ。
このために「だけ」と使用することは、時間以前の労働内容を否定形で見ていると解釈することに誤りはないと思う。
「だけ」は部分であるが、「だけ」も含んだ発言が全体であるから、「だけ」だけを批判することは、単純労働者の全体を考えていないことと同様に「だけ」であるから誤りだと思う。

つまり、批判する野党をはじめ多くのマスコミも、部分である言葉を批判し、発言の全体を見ていないことは柳沢の誤りと同様の関係にあると思う。

野党3幹事長、柳沢厚労相の不信任決議案提出へ(2007年2月20日10時52分 読売新聞)

上記のように度重なる全体の誤りは、柳沢という全体である存在が、全体を解決するための地位にはふさわしくないと判断します。

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